ミニシールド工法研究会

セグメント紹介

内圧対応型セグメント

内圧対応型セグメントについて

内圧対応型セグメント
近年はゲリラ豪雨による都市浸水被害が頻発し、下水道へ計画以上の雨水が流入して内水圧が作用することが懸念されており、外圧だけでなく内圧への対応も求められております。そこで、常時は従来のミニシールドセグメントとして機能を発揮し、満管時の内水圧に対して、継手離脱機能を有する、内圧対応型セグメントを開発しました。

セグメントの特長

セグメントの形状

基本的な形状は従来のミニシールドセグメントと同じです。満管時の内水圧に対して、突合せ継手離脱防止機能を追加しました。

適用範囲

仕上がり内径1,350~2,000mmの合流管又は雨水管に適用可能です。

対応可能な異常時内水圧

約20m水頭の異常時内水圧を想定して設計しております。詳細な仕様は、個々の埋設条件に合わせた設計を行って決定します。

セグメント設計の手順
  • ・従来のミニシールドセグメントに内外水圧を同時に載荷
  • ・継手部に圧縮軸力が発生している場合、継手が離脱しないので従来型を適用
  • ・継手部に引張軸力が発生している場合、継手離脱防止機能を有する内圧対応型を適用